人を増やさず、
事業を伸ばす。

AI社員と事業を動かす、AIソロプレナー入門

スピーカー 株式会社リライトシステムズ 代表取締役 松本明久

AIを使えるのに、なぜ忙しいままなのか。

今日、手に入れる未来

自分が止まっても、仕事は進む。

その第一歩として、任せる仕事を一つ決めます。

経営者発信が進む調査が進む整理が進む

今日越える、三つの壁

01

仕事が集中する

経営者が止まると、事業も止まる

02

AIが単発で終わる

使うたびに、自分が指示を出す

03

任せ方が決まらない

何を、どこまで渡すか曖昧になる

最後に、一人目のAI社員を形にする次のステップまで整理します。

M

スピーカー

松本 明久

株式会社リライトシステムズ 代表取締役

私も最初は、AIを使うたびに、自分が指示を出す側でした。

転機になった問い

AIの性能ではなく、仕事の持ち主を変えられないか。

AIソロプレナーという働き方

「使う」から、「担当を置く」へ。

AI社員に担当業務を持たせ、
小さな組織のまま事業を動かす経営者。

「AI」「一人型」「アントレプレナー」を組み合わせた造語です。

経営者広報・発信調査・整理業務管理
「GPT-6 Astraを使えば、小さな会社を効果的に始め、運営できる。会社を持ちたい人には、各分野に天才級社員がいるようなものだ」
Sam Altman OpenAI CEO — 発言要旨・日本語訳

掲載日:2026年9月7日 | 出典:Axios インタビュー

01

第一の壁

仕事が、経営者に集まりすぎる。

一人経営のボトルネック

能力ではなく、稼働時間が上限になる。

全部が同じ人を通る

売上をつくる仕事を届ける会社を回す改善する経営者
03分間 紙かメモだけ

自分が止めている仕事を見つける

今週、何度も手を取られた仕事は?

01繰り返した仕事を三つ書く
02止まると困るものに丸をつける
03人の確認があれば渡せるものを選ぶ

講師事例 変化の前

使うたびに、自分が指示する。

AIは便利でした。しかし、仕事の始点は毎回、自分のままでした。

変えたのは、AIではなく任せ方

01

仕事を分ける

広報、調査、管理を切り分ける

02

担当を決める

役割と提出物を一つずつ定める

03

確認点を置く

公開や重要判断は人へ戻す

BEFORE

自分から
仕事を始める

毎回、指示と準備が必要

AFTER

担当から
成果が戻る

人は確認と改善に集中

02

第二の壁

AIを使うだけでは、社員にはならない。

AIツール

その都度、使う

  • 毎回こちらが考える
  • 会話が単発で終わる
  • 仕事は人へ戻る

AI社員

担当として、動かす

  • 役割と基準がある
  • 仕事の流れに入る
  • 成果を確認して育てる
「一人、あるいはごく小さなチームに、驚くべきことを成し遂げられる大きな力が生まれている」
Dario Amodei Anthropic CEO — 発言要旨・日本語訳

発言日:2026年5月6日 | 出典:Code w/ Claude 2026(10分53秒頃)

03

第三の壁

任せ方が曖昧だと、AIも迷う。

「よろしく」では、仕事にならない

いい感じに
やっておいて
役割何の担当か
材料何を見て働くか
成果何を提出するか

仕事を任せる、五つの設計

01

役割

何の担当か

02

材料

何を見るか

03

基準

何を守るか

04

成果

何を出すか

05

承認

誰が決めるか

自社事例 Re-SystemsのAI組織

16部署・117名。仕事は、組織で動く。

点1つ=AI社員1名 / 青枠=Webチーム

自社事例 Webチーム 8名

Web制作を、8つの役割でつなぐ。

01 DIRECTION

高橋 リョウ

ウェブディレクター

02 STRATEGY

吉田 ショウ

Webマーケター

03 CONTENT

田辺 サキ

コンテンツライター

04 DESIGN

鈴木 ユイ

ウェブデザイナー

05 BUILD

森川 創

ウェブサイトエンジニア

06 REVIEW

氷室 凛

クリティカルレビュワー

07 AUDIT

早瀬 迅

サイト品質監査担当

08 OPERATE

印南 更紗

WordPress運用担当

自社事例 Webチームの共有知識

04担当を支える
共通の知見
01

デザイン規定

参考サイトの色・余白・書体・レイアウトを言語化

02

禁止デザイン規定

AIらしい既視感や、安易な装飾を共通で排除

03

ライティング規範

冗長さと機械的表現を減らし、自然な日本語へ

04

過去の制作事例

松本の判断・好み・品質の合格ラインを蓄積

担当が変わっても、同じ品質基準から仕事を始められる。

自社事例 実案件をもとにした再構成例

指示は、仕事の定義まで具体化する。

役割ウェブディレクター
目的実績と強みを伝え、問い合わせへつなぐ
材料会社情報・制作実績・写真素材
基準プレミアム・ミニマルモバイル対応
成果公開前サイトと検証結果
承認構成・デザイン・公開前は人が決める

自社実績の役割分担をもとにした運用イメージ

人が依頼し、AI社員が分担し、判断は人へ戻す。

HUMAN

CEO

目的を示し、制作を依頼

MANAGE

丸本

全体統括品質監修

DIRECT

高橋

仕事を分解担当を束ねる

CREATE

4人で制作

吉田・田辺鈴木・森川

REVIEW

氷室

別視点で品質レビュー

↩ 人へ戻す ①目的・方向性 ②重要な中間判断 ③公開判断

自社事例 Web制作の結果

短納期で納品できた、二つの実例。

ウェブサイト構築

3週間

3日で納品

「今日中にLPを」

09:00 依頼

12:00 納品

松本の実案件です。制作期間は、案件の規模、素材、確認条件により異なります。

B

同じ設計を、顧客対応にも。あまてらす株式会社 / シゲルさんの事例 / BEFORE

同じ説明を、何度も繰り返す。

健康相談のたびに、基礎説明から始める。個別相談の時間が、同じ説明に使われていました。

PROCESS 01 知識と対話を、一つの仕事の流れへ

投入した知識

著書・セミナー資料・公開ページ

AIシゲル

状況に合わせ、一般的な情報を返す

次の選択肢

関連情報や個別相談へ案内

相談Q&A・音声は追加準備。医療判断・緊急対応は代替しない。

PROCESS 02 一人に、万能AIを置かない

役割を分けると、人が補正する地点も見える。

AIシゲル

情報の入口

一般的な健康情報と
対話履歴の引き継ぎ

AI店長「にぎわいちゃん」

通販改善

現状整理、改善案、
LP文章の下地

シゲルさん

内容を確認

市場感覚と個別事情を
踏まえて最終判断

AIの価格案が市場感覚とずれたときは、人が修正する。

AFTER AIシゲルで整理してから、個別相談へ

説明の時間が、深い相談の時間へ。

疑問点が絞られ、相談内容が深くなる。次の商品提案もスムーズになりました。

01基礎説明はAIシゲル
02個別相談は疑問点から
03相談内容を深掘り
04時間削減とアップセルに貢献

解決策の全体像

AI社員が準備し、人が確定する。

任せることと、手放すことは違います。

AI社員集める整理する下書きする経営者方向を決める最終判断する責任を負う
「すべてを自動化することが、私たちの望む未来ではない」
Sam Altman / Jakub Pachocki OpenAI — 日本語訳

公表日:2026年6月8日 | 出典:OpenAI「Built to benefit everyone」

動けないのは、能力不足ではない

候補が多い

どこから始めるか決められない

失敗が怖い

外に出る事故を避けたい

最初が大きい

全部変えようとして止まる

だから、最初は一業務・一担当で十分です。

一人目のつくり方。違うのは、誰が設計を担うか

01

自分で設計する

費用は抑えやすい。学習と検証を自分で担う

02

社員と設計する

社内に知見が残る。人選と育成が必要になる

03

外注して設計する

専門性を借りられる。依頼と品質管理が必要

04

伴走支援で設計する

自社の業務を題材に、一人目を形にする

03分間 一人だけ決める

最初のAI社員を決める

誰に、何を、どこまで任せる?

01担当名:〇〇担当
02渡す材料:記録、資料、顧客の声
03提出物:一覧、下書き、改善案
04人が承認する地点を一つ決める

今日の答え

最初の一人が決まれば、仕事の流れは、変わり始める。

人を増やす前に、仕事の持ち主を増やす。

一つの仕事繰り返す業務最初のAI社員

次は、形にする段階へ

AI社員を、実際に形にする方法へ。

続いて、一人目をつくるための具体的な支援内容へ進みます。

担当を決めた形にする